劇場版マクロスF と イングロリアス・バスターズ を観てきました

kujoo2009-12-10


ちょっと前になりますが2本、同日に観てきました。
本当は、ゼロの焦点も観たかったんですが。
体力が持たなかった。なんか体中コリコリになってたwww

劇場版 マクロスF 虚空歌姫イツワリノウタヒメ

ん〜、・・・いや、良かったんですけど。
イマイチ衝撃がなかったな、と。
つかそもそも続編だと思い込んでいたことに問題があるのかもしれませんw
劇場で話してて知ったんですけどwww

内容は再構成モノ?

というわけでこの作品は、初代マクロスと同じく、劇中劇的な再構成作品ですね。(TV版=史実、映画版=後に脚色を加えて映像化?)
なので、ストーリー展開的な新鮮さはあまりないです。
でも作品の特徴である、時折挿入されるライブシーンが場を盛り上げます!
・・・でも、イマイチノリ切れなかった。映像も楽曲も新作で綺麗なんですけど、迫力がね、伝わってこなかったかも。
あと、端折り方が気に入らなかったのでwww

変更された設定

上で再構成なので新鮮さないとか書いていますが、完全に同じというわけではなく、ちょこちょこエピソードや設定が変わっている部分があります。
これは時間(尺)の問題、なだけでなくて、制作の意志として変更しているみたいですね。
エヴァの新劇場版みたいな感じかな。本作は「序」にあたる作品、とか言えるかも。(ちなみに本作の続編として「完結編」が予定されています)


その中でも大きいというか、中途半端だなぁ、というのがアルトとランカの関係。
劇場版では、はじめから顔見知り程度(友人以上?)の関係になっています。
でも、後半の展開を考えると幼なじみくらいの方が良かったと思うのだけど。遺児の設定が捨てきれなかったみたいだからしかたないのかなぁ。
ちょっとというか、かなり中途半端な印象。(ただの「出会いの省略」の為ですかね)

完結編に期待

他にも細かいところで気になってしまうことが無数(笑)にあって、イマイチ楽しめなかったんですが、一番の問題は完結してないってことですよ!wwwww
ということで、ちゃんとした評価は続編であり完結編であるところの『劇場版マクロスF完結編 サヨナラノツバサ』に期待しておきま〜す!




イングロリアス・バスターズ

マクロスFに続いてこちらを観たんですが、逆にこちらは素直に面白かったですね。全く期待してなかっただけにw

内容は、ナチス狩り

内容をザクっと書くと、
世は第二次世界大戦の真っ只中、ドイツ占領下のフランス。そこではナチスによるユダヤ人の虐殺が行われていた。一方連合軍は、極秘部隊イングロリアス・バスターズを送り込み、ナチスを血祭りにあげる作戦を展開していた。
奇妙で特徴的な登場人物たちが交錯する銃撃アクションコメディグロ史実ベース物語に酔いしれろっ!
って感じでいいですか。


音で表すと、ドドドド・ガガガガ・グシャ・ドッゴーン・ガッ・グゲェェ・ボォォォ!
タランティーノ節、炸裂っ! という感じですかね!?
他の作品てキル・ビル以外印象にないけどw (『パルプ・フィクション』は一応観てますが…)

悪役がイカしてる

ブラピが演じるレイン中尉が率いるイングロリアス・バスターズの面々は、正直、イカれてるwんだけど、相手のドイツ軍(つまりはこの映画における悪役だ)が結構イカしてる。

中でもランダ大佐(演じるのはクリストフ・ヴァルツ)は最高にイイ! なんとなく寺島進さん似のこの人は、表情がコロッコロ変わって、時には厳しく時には優しく時には涙もろく時には怒り狂い時にはユーモラス。凄くいいキャラクターです。
つか、これは恋なのかもしれないwwww
後半は、このランダ大佐が登場するだけでワクワクしてましたよwwwww



というわけで イングロリアス・バスターズ寺島進ファンにお奨めですねwww
あーでも、マジで銃声とかイロイロ切る音がデカいので、そういうのが苦手な人にはお奨めできません。