「ANTITRUST」(邦題:サベイランス)を観た

kujoo2009-02-16



サベイランス/監視


んーまー。面白いかなー。
少なくとも「シリコンバレーを駆け抜けろ!」よりかはドラマとして面白かったよ。

まー、コードをパクる方法が盗撮してテキスト化(OCR?)ってのが凄くローテクでグッドですよ!www


ANTITRUSTのタイトルが示すところは独占禁止法
さらに、信頼に反する、つまり、裏切り、なんかも掛かってるのかな〜。

作品の背景として、(当時?)マイクロソフトによる独占禁止法違反疑惑ってのがあってー、調査が入ったり、後にIEやらWMPを使用しないようにできるパッチが当たったり、入ってない(機能が殺してある?)バージョンを用意しなくてはいけなくなったり、色々ありましたねー。(超うろおぼえwww


まあ、現実はともかく。

劇中にもマイクロソフト的なポジションの企業が登場するのですが、そのトップ、ビルゲイツな役どころを演じるのは名優ティム・ロビンス
ぶっちゃけ、この作品、役者が結構ひどいと思うのですがwww、その中で彼だけはまとも、というか、演者としては彼がひとりで持ってちゃってますねw

冒頭〜中盤の筋は、全世界を結ぶネット(?)サービスの開始を目前に迎えた大企業ナーブ社の社長から直々に声を掛けられてホイホイその誘いに乗ってしまう主人公マイロw しかし、働き始めた直後、親友が何者かに襲われ殺されてしまう。時を同じくして社長から渡されたコードはその殺された親友が新開発したソフトウェアだった(デバイスドライバ的なのを書いてたみたいだけど…?)。社長やその周辺に疑問をいだいたマイロは会社の施設の探索を始める…。
みたいな感じかな。


作品の方向性としては、サクセスストーリーというよりかは、サスペンスという感じのものなので、「シリコンバレーを駆け抜けろ!」と比べるのは無理あるか。

ちょっと前(?)に安く売られてたみたいだけど、今はどーかな。
ティム・ロビンスの芝居を見るだけでも価値があると思うので(エッグでスタッフたちを前に演説してるトコがサイコー)、見かけたら手に取ってみるのも良いかもよ!(もちろん購入は自己責任でねーw


トワイライト(下巻)を読みながら=